・社会人になったらこういうものですか?
・友達を捨てるってどんな感じなんでしょう?
あんなに仲が良かった友達も、社会人になったら音信不通です。
でも友達を捨てる気があったわけじゃない。それは間違いないのです。
社会人になってからというもの、友人より会社の人との付き合いが増えていって、いつの間にか友達はいなくなっていました。
友達を捨てる気はなくても、いつのまにか絆はほつれていたようです。
ほつれさせ、終いに捨てたのは自分たちなのかもしれませんが、社会人はお友達との関係が希薄になります。
あれ、そういえばあいつ今なにしてるのかな。そう思ったら、たまには連絡しましょう。
あるインフルエンサーが、「友達を捨てろ」という話をして1回盛り上がっていました。
言葉の切れ端をつまんで揶揄してる感じがするのですが、以下のように捉えることもできます。
凡庸な自分から言わせて貰えば
すべての意志あるツイッタラーは凄いし、あるだけで羨ましい。そこで羨ましいから凡庸を捨て去り全てを配する覚悟があれば道は拓ける。
捨て去らないから拓けない。
友達はいらないは様々な解釈が出来る。不要なものを捨てるでもあり、大事なことを選ぶでもある。
— スギヤマコウジ@ライター&ブログLv.1 (@sugiyamamonolog) September 7, 2020
凡庸な自分から言わせて貰えば
すべての意志あるツイッタラーは凄いし、あるだけで羨ましい。
そこで羨ましいから凡庸を捨て去り全てを配する覚悟があれば道は拓ける。
捨て去らないから拓けない。
友達はいらないは様々な解釈が出来る。
不要なものを捨てるでもあり、大事なことを選ぶでもある。
不要なことを押し付けてくる友達を捨てて、大事なもの・大切なことを選ぶこと、これが友達を捨てることだと考えます。
社会人になって友達が減ったと考えるのか、友達と連絡をとるのが減ったと考えるべきなのでしょうか。
今回の記事では、友達を捨てること、そしているのかいらないのか。友達とのあり方について解説します。
- 友達を捨てる、いらないと感じるのが減っている理由?
- 友達の必要性ってどれだけ?まったく必要ないの?
- 社会人からどうやって友達を探したらいいの?
友達を捨てる、いらないと感じるのが、減っている理由?
大学が終わると『ラーメン食って帰るか!』なんて、友達とラーメンを食べて帰っていました。
そんな友人たちには、社会人になってめっきり会うこともなくなり、数年が経とうとしています。
会ったとしても、コンビニでちょっと話すことがあるかないかです。
彼らには彼らの生活があって、人生がある、その後を調べてみると大体こんな感じでした。
- 結婚した
- 子どもが生まれた
- 家を買った
- 高校から変化ないよ
- アーチェリーやってる
連絡をとると割と返ってくるので一安心です。
でも、結婚したことすら知らなかったり、ましてや子どもが生まれていたなんて教えて欲しい。
なぜ友達がいなくなった、あるいは減ったのか解説します。
社会人になると友達にかまう時間がない
社会人は忙しい。極端な話をすれば、ブラック企業は夜まで仕事して朝早く仕事に行きます。
生きる活力の記事でも述べましたが、帰り道にストロングゼロを飲むサラリーマン、それくらい仕事に忙殺されているのです。
生きる活力の記事はこちらからどうぞ
>>> 生きる活力に大切なこと【夢を語って未来の自分を掴むベし】
社会人になると、新人は環境に慣れるため、会社の人と仲良くなろうとします。
ときどき失敗すると友達と話し合ったりと、最初の頃は友好関係が続くのが普通です。
しかし、1ヶ月ほどたつと、ぱたっと連絡が取れなくなります。
- 職場の人と仲良くなって友達が増える
- 新しい仕事を覚えることで精一杯
- 孤立しないようにコミュニティの中で生き残ろうと必死
これが友達と連絡を取らなくなることの始まりです。
友達と遊んでいたら、覚えられないことだってたくさんあるから、仕方ないともいえます。
友達との相性が悪くなった
久しぶりに会った友達とお酒を飲み交わしていると、スマホをいじってTwitterランドにどハマりです。
あとは愚痴をいったり、楽しい話じゃなくて将来の暗い話ばかりしてきたりと楽しくない。
特に自慢話が増えたり、格好が派手になった友達は要注意です。
「昔の純朴な君はもういないんだね」そう割り切ってあきらめましょう。
- 話よりスマホの通知優先
- 面白いことより愚痴や将来のこと
- 別のところにいってしまった
別の色に染まってしまったのでしょう。これはもう個人のことだから、静かにフェードアウトです。
友達に連絡する頻度が下がった
いつのまにか疎遠になった友達、嫌になった友達、そして段々と連絡する頻度は下がっていきます。
流れとしてはこういうことです。連絡する頻度が下がって、友達がいろんな色に染まっている。
生きていくだけで精一杯の僕たちがなんとか寄り添って生きていたのです。
色が違うもの同士、相性が良ければ綺麗なマリアージュが生まれるでしょう。
変わってしまって変な色に染まったら、もうそれは違うインクなのです。
けれど、もとは仲の良い友達なんだから、失わないように失わないように、適度に連絡を取るのが、大切にする方法といえます。
- 月に1度くらいは連絡する
- あなた自身も変わりすぎない
- 会っている時は目の前のことに集中する
たまには連絡してみませんか?
その時くらい、スマートフォンを見ないようにして楽しく過ごすのがオススメです。
友達の必要性ってどれだけ?まったく必要ないの?
友達って必要なのだろうか?
「友達なんかいなくてもいいんだ」と言っていた大学の同期は最後の頃には「俺たち友達だろ」っていうくらい仲が良くなっていました。
教室のすみで寝たフリをしている奴を起こして話しかけたこともある。
ずっと友達でいるのは、そうやって自分から仲良くしていってずっと気にしている人ばかりです。
ところで、友達がいない、友達を捨てると人はどうなるのでしょうか?
うつ病にかかった当初、孤独を極めたので解説します。
人と話さなくなると、孤独感を強める
ひとり暮らしをして、しばらく経ちます。仕事が順調に周り、なんとか生活をする。
落ち着くと色々見えてきて、テレビを消せばとても静かだし、部屋には自分の気配しかありません。
いかに家族と話す時間の多かったことか、友達と話す時間がどれだけ心強かったことでしょう。
本来人間は、ひとりでは心細さを感じる生き物なのだということを教えられました。
誰かがいないと不安を感じることもある。ひとりで過ごすってことはこんなに寂しいことなのか。
初めて実家を出た時に、布団とテレビだけで過ごした日に、どこかの部屋から怒声がして怯えました。
そんな時には友人に電話をかけまくりです。
「そういうの、結構あるから、気にしなくていい」ああ、世の中って広いし、友達と話すことで落ち着くことができました。
ひとりでいることの孤独。それは人といる時間が長ければ長いほど感じる孤独といえるでしょう。
友達と話すとノスタルジーで落ち着くという研究
友人と、過去のことを話すと、急に懐かしさを感じることがありませんか。
それはノスタルジックに陥っている状態なのだけど、それは郷愁感といいます。
実はノスタルジーに浸るというのは落ち着きを取り戻すためのひとつの方法として研究されているのです。
- 過去を振り返って、楽しい話をする時の郷愁感
- 「あの時、ほら、お前が言ったアレが〜」「あれなぁ〜」のような会話
- 3年前の旅行の時、あの時楽しかったね〜。など
幸せなノスタルジーは人の心を落ち着かせる効果があります。
不安になった時の、あの頃はよかった。悲しい時に思い出してノスタルジックになるのは科学的にも論文があるのです。
詳細な学術誌が知りたい方は以下を参照ください(英語のページです)
>>> Personality and Social Psychology Bulletin
友人って、実はいないより、いてくれる方がよいのです。
そばにいても、いなくても。思い出せるような大切な存在である彼らのことを忘れないようにしましょう。
友達も、実は話しかけてくれようとしていたりする
「久しぶり、俺も連絡しようと思ってたよ!」実は意外とそういうことがあります。
友達という存在は、生活リズムや感覚・波長が長年合っているから、一緒にいたわけです。
もちろんバイオリズムについては疑似科学とみなされているので、信憑性はしっかり裏をとりましょう。
親友、友人、知人、その他。そういう人たちが、本当はたくさんいるのに、僕たちは受け身でいる。
だからどこにもいけない。僕らはいつでも孤独な気持ちでいるのです。
人は最初から最後まで孤独だけど、ひとりじゃないから大丈夫、孤独を癒そうとしてくれる人。自分から孤独を辞めたいと願う人。
そういった人々は世の中にたくさんいて、友達じゃないと思って捨ててしまった人たちと、また出会うこともあるでしょう。
社会人からどうやって友達を探したらいいの?
先述しましたが、社会人になると極端に友人が減る。これは友人以外の存在が代わりになるからです。
ですが会社だったり、家族だったり、その中でなじめなかった人はたくさんいることでしょう。
いま孤独を感じている人は数千人も数万人もいます。
特にその中でも26歳の女性が一番孤独を感じているといわれているのです。
詳細な情報は以下をご確認ください
>>> 26歳の女性が日本で一番孤独(株式会社三菱総合研究所)
この孤独をどのように解決すればいいのでしょうか。
社会人になって、そのコミュニティに馴染めない場合は、SNSなどで活動するしかないでしょう。
友達がいない社会人なんて割と普通。友人が必要なら作ればいい
友達を探したい、誰か信頼できる人を作りたい。そう思ったのならその努力を今からすればいいのです。
社会人になれば友達は増減するに決まっています。
地方に飛んで行ったり、海外に行ったり、行方不明者になったりする、他人なので結局はしょうがないことです。
消えた友人を探すのは骨が折れる。
それは族の役目なので、その辺はまた話しかけたくなってきたら話しかけてくるでしょう。
じゃあ友達ってどうやって作るのでしょうか。
答えはSNSです。人気になるかニッチな話題をとことん呟くことです。病気を持っていたら病気について一緒に語れる人がいい。
ちなみにSNSで実際に会ったことがあるのは20.7%ということです。
SNSがどういう場所か、しっかり考えて関わりを持つことが大切です。
SNSで友達の作り方は簡単、好きなコミュニティに入ること
SNSで友達を作ると決めたらそうしましょう。細かい友達の定義は考えすぎてはいけません。
あなたが求めている友人と、相手が求めている友人が同じとは限らないからです。
友達か確認しないと友達だとわからない関係は希薄だし、空気が読めてないって思われます。
友達だと思ってたくさん接しすぎるのもあまりいいことではないです。相手の快と不快をしっかり判断できる大人でいましょう。
僕は空っぽです。ってなるなら新しいゲームをはじめましょう。
ゲームの話で盛り上がることはとても簡単ですし、協力できるゲームは友人を作るのに向いています。
そういう場を設けて、SNSで投稿する。仲間と繋がりたいなら、ハッシュタグに仲間と繋がりたいって書くのがいいでしょう。
日本人は受け身なので、できれば積極的にタグを検索して話しかけるのがいいですよ!
SNSで友達ができても、相性が悪いと思ったら距離を置く
大事なことですが、SNSで出会う人たちも普通に他人なので、自分の価値観とは全く違います。
千差万別。0フォロー0フォロワーで無限に呟くアカウントもある。
別に危険な橋を渡ってくださいとはお願いしていません。怪しいアカウントの情報商材を買おうとかいってるわけではないのです。
Twitterは便利なので、嫌になったらブロックして終えばいいのです。ミュートでもオッケーです。
個人情報載せないようなITリテラシーだけ勉強して、信頼できる人とだけつながる。それだけで人生が楽になります。
とはいえ、SNSで生きるってことはそれなりのリスクがあることは忘れないようにしましょう。
それについての記事はこちらからどうぞ。
>>> ソーシャルネットで生きるということ【楽しみも怖さもある】
人はこんなにたくさんいるのです。あなたは孤独から簡単に抜け出すことができます。隣の家にも人がいるのです。
全世界に何十億人と人がいる、それを忘れないで生きていてください。
友達の基準は人それぞれ。人はひとりじゃ生きられない
今回は「友達を捨てる。社会人になったらいなくなる」という内容で書いてみました。
最後は孤独だけど、手をつなぐ人はいてくれた方が嬉しいにきまってます。
画面の向こうの人、画面のこちら側の僕。どんな人かは見えないけど、そういう人と話す時間がたまにはあっていいのです。
そして、友達になってくれれば最高です。社会人になって孤立しても、世界にはたくさんの人がいるから怖がることはありません。
また昔の友達に話しかけて再構築してもいい。このネットの海で恋人や伴侶を見つけてもいい。
世界は多様性の波に包まれ始めています。人と人の出会いも、別れも、いろんな場所でいろんな時間に行われている。
孤独な時は、孤独にならないところへ飛び込もう。
友達を捨ててしまった人も、また新しい場所にいきましょう。
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